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『千住博 空海の宇宙を描く』

存命の日本画家で最高峰の存在である千住博が、日本を代表する真言密教の名刹・金剛峯寺の襖に、自身の最高傑作を書き上げるまでの物語。

創設以来1200年以上もの間、白いままだった襖に初めて魂が吹き込まれる。
物語は、千年の時を超えて受け継がれる、知られざる厳しい寺の修行の世界と、深山の聖域の美しい四季の風景をバックグラウンドとして、紡がれていく。

2015年秋からおよそあしかけ6年の月日をかけて制作した迫真のアート密着ドキュメンタリー映画。
NHK BSP放送後、英語版を制作し、北アメリカにおける放送とイベント企画を行う。

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『国吉康雄物語(仮)』

20世紀前半のアメリカを代表した洋画家・国吉康雄(1889〜1953)は、アジア系移民であったため、当時の法によりアメリカの市民権を得られなかったが、全米のアーティストのリーダーの一人として、芸術家の権利向上の為の社会運動を牽引し、ベネチアビエンナーレのアメリカ代表となった。

国吉の人生は、アメリカのデモクラシーの寛容さとその矛盾を体現しており、現代に続く様々な社会課題を顕にする。

この国吉を、移民・人種・近代史など、様々な学問領域から考察する学術ドキュメンタリー作品を、岡山大学国吉康雄研究講座と制作する。

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『河井寛次郎の世界(仮)』

河井寛次郎は大正・昭和と活躍した陶芸家。その仕事は陶芸にとどまらず、木彫、建築、デザインと多岐にわたる。

また「土と炎の詩人」と呼ばれたとおり、創作以外にも多くの言葉や文章を残しており、そこには河井の深い哲学をみることが出来る。

本年(2023年)は京都を本拠地とした河井の住居・仕事場・窯場が河井家の遺族により一般公開されて50年という節目であり、その業績とともに河井の生きざまを記念ドキュメンタリー映画として紹介したい。

『五嶋みどり 愛を紡ぎ、奏でる(仮)』
75分映画制作

天才少女として1982年、11歳でニューヨーク・フィルと協演し衝撃的なデビュー以来、研ぎ澄まされた技術と繊細かつ優美なスタイルで聴衆の心を掴み、バーンスタイン、アバド、メータ、小澤、ベルリン、ウィーン・フィル等、屈指の音楽家と共演。

1992年、非営利団体「Midori&Friends」(NY)と認定法人ミュージック・シェアリング(日本)を設立。後者は、精鋭音楽家達と毎年アジア-日本を訪問し、未だ音楽芸術に遠い人々に "本物の音楽" を届ける。

ヴァイオリニスト、音楽家、芸術家以前に求められるMIDORIのメッセージを愛器グァルネリ・デル・ジェス「エクス・フーベルマン」が伝える。
デビュー40周年、社会貢献活動30周年の今日を映像に残す。

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Photo: S. Suzuki

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